アフィリエイトとモチベーションのお話

モチベーションが続かない理由

アフィリエイトに限ったことではありませんが、いわゆるモチベーションが続かない一番の理由というのは、目的と行動が合致していないからです。

そもそも何かしらの目標なり、目的があって初めて、モチベーションは機能します。

アフィリエイトでいうと、具体的に稼ぎたい金額と手法(作業量)が合致していないと、モチベーションが続かないということになります。

「月に3万円ぐらいお小遣いが欲しい」

という目標がある方が、「毎月100万円を稼ぐ手法」に手を出してしまうと、目標と合致していないので作業を継続することが難しくなります。

逆に「毎月3万円稼げる手法」であれば、当然のように作業量も少なくなり、作業工程もイメージしやすくなります。

このイメージ通りに作業が進んでいると感じられると、その都度達成感が得られ、モチベーションを保ちやすくなります。

これがいわゆる相性というもので、どのような教材やコンサル企画や塾でも、そもそもの目的と合致していないと、モチベーションは徐々に失われていきます。

一時的なモチベーション

モチベーションを食欲で考えるとわかりやすいかも知れません。動物は食べることに必死なので、強烈なモチベーションが働いて必死に行動をします。

一方で人間は食事をするの為だけにモチベーションが上がることは稀です。

無理やり部活動や残業を強いられて、よほど空腹にでもならない限り、食事への強烈なモチベーションは上がりません。

飽食の日本では食料が溢れていますし、どんな仕事でも食べていけないことはありません。

一食辺り100円に収めることだって難しくありません。一斤の食パンを一食で食べきれるものではありませんし、スーパーやデパ地下で試食をすればタダで済ませることだって可能です。

食欲を満たすためだけであれば、そもそもモチベーションなど必要ないということです。

それでも世の中には様々な誘惑(広告など)があり、つい高額な料理を食べたくなります。

美味しそうな料理を雑誌やネットで見たり、友達から話を聞いたり、焼き鳥屋から香ばしい匂いが漂ってきたりすることで、頭の中でイメージすることになり、それらを食する為のモチベーションが上がっていきます。

ですが、これらのモチベーションは一時的なものです。

一晩眠れば大抵のモチベーションは失われてしまいます。

この一時的なモチベーションに行動を左右されてしまうと、そもそも心から欲していた目的ではないので、それほど満足することになりません。

食事であれば空腹が満たされることで、それなりに満足をしますが、アフィリエイトのように長期にわたって行動をする対象であれば、初めのモチベーションの高まりが維持されないのは当然のことです。すぐに元の状態に戻ってしまいます。

 

そもそもモチベーションが上がっている状態の方が、普通ではないということです。

ここを理解してください。

モチベーションのラインが多少上下するのは構いませんが、「ガン!」と急激に上がることの方が普通ではないということです。

要するにテンションが上がってしまった状態です。そのことに自分で気がついていればいいのですが、そうではないとテンションを上げさせようと促した相手側にコントロールされてしまいます。

モノを売る側は消費者に欲しいと思ってもらう必要があります。その為に消費者のモチベーションを上げてきます。

そのモノを手に入れることで得られるであろうプラスな情報を提供してきますし、さらにそのモノを手に入れないことで失われるマイナスな情報まで押し付けてきます。

消費者がこれらの情報に触れることで現状を否定されて不安になり、その不安な状況を回避する為に行動(購入)に移すことになります。

一時的にモチベーションを上げられて購入したモノは、そもそも欲しかったモノ(目的に合致したモノ)ではないので、満足感が得られないのは当然の流れです。

この辺が「営業は洗脳」と言われる所以でもあります。欲しがっていない人にまで売れるのが一流の営業マンということです。

元々アフィリエイトで月に3万円ぐらいのお小遣いを稼ぎたかった人が、誇大広告に煽られてモチベーションを上げられてしまうと、「簡単に毎月100万円稼げる」という手法に飛びついてしまい、目的と合致していない行動を続けることが出来なくなります。

ここでモチベーションを上げる方法に問われてしまうと、どんどん罠にはまってしまいます。いわゆるノウハウコレクターへの道です。

モチベーションの罠

モチベーションを上げる方法論は色々あります。自己啓発セミナー、精神論、宗教などが、わかりやすいかも知れません。

もっと身近なモノだと漫画や映画なども当てはまります。それらの作品に深く感動をすると、行動を引っ張られることがあります。

任侠映画を見終わった直後の男性は、肩で風を切って偉そうに歩きますし、恋愛漫画で運命の出会いに感動した女性は、その後に合う男性を潤んだ瞳で観てしまうものです。

ですが、これらで一時的に持ち上げられたモチベーションは長続きしません。数時間も立てば大抵は日常通りのモチベーションに安定していきます。

だからこそモノを売る側は、モチベーションが安定する前に一気にたたみ掛けて行動(購入)させるように促します。

極端なことを言えば任侠映画を見終わったばかりの男性を狙って、映画館の入り口でその筋の方がスカウトするようなことです。モチベーションが下がる前に決断させます。

そこで興奮して入会(?)してしまった男性が、一晩眠って冷静になると一気に後悔が襲ってきます。モチベーションの低下どころか大幅なマイナスです。

娯楽でモチベーションが左右されること自体は問題ありませんが、その正常ではないモチベーションの状態で行動を決めてしまうと、後悔することになります。

モチベーションをコントロールする方法

モチベーションを他者にコントロールされてしまうと、冷静な判断が出来なくなります。

甘い誘惑に惑わされると夢見心地になり、深く考えることなく相手の意見を受け入れてしまいますし、逆に恐怖を植え付けられると不安になり、相手が促したい方向へ簡単に誘導されてしまいます。

わかりやすいのは拳銃を突きつけられた時です。相手の思うがままに行動するしかありません。

モチベーションをコントロールする方法というのは、自分のモチベーションのラインをしっかりと認識し、何かしらの情報(誘惑や広告)によってラインがぶれたことを自覚することです。

このモチベーションのラインというのは、目標のことです。

モチベーションのラインの設定そのものを自分の意思で変えること(目標の再設定)は構いませんが、他者に変えられないように気をつける必要があります。

自分でしっかりと定めた目標(モチベーションのライン)であれば、その目標を達成するための行動が明確になるので苦になりません。モチベーションが低下することも、極端に上がることもなくなります。

何かしらの刺激を求めて一時的にモチベーションを上げる必要もありませんし、他者の意見によってモチベーションを左右されることもなくなります。

しっかりと目標を設定することで、やるべきことが明確になり、目標達成への道筋がはっきりと見えるようになります。

逆に他者にやりたくもない目標を設定されてしまうと、その道筋は霧に覆われて進めなくなってしまいます。

アフィリエイトを続けるモチベーションが続かないという方の多くも、このような状態です。

過剰なアピールにのせられて夢見心地になり、今のままでは惨めな老後が待っていると恐怖を与えられ、高額な塾やコンサル企画に足を踏み入れることになります。

そして求めていなかった目標に向かって進むことになり、脳が無意識にブレーキをかけて(モチベーションの低下)、行動しなくなっていきます。

もちろん自分が本当に求めている世界と、アピールされた世界(高級外車や海外旅行やモテモテなど)が合致していれば別です。本心から求めているのであれば、霧が晴れてしっかりと道筋が見えることになります。

「いくら稼ぎたいか」をしっかりと意識することで、その為に最適な手法や行動が見つけやすくなります。

アフィリエイトで100万円以上稼いでいる方は珍しくありませんが、彼らの多くはしっかりと「100万円を稼ぐ」(もしくはそれ以上の金額)という目標があったからこそ、そこまで道筋がはっきりと見えて行動できていたはずです。

100万円稼ぐ為の行動、作業量は少なくありません。何となく「100万円稼げたらいいなぁ~」ぐらいでは、行動に耐えられなくなり、モチベーションが低下してしまいます。

逆に言えばアフィリエイトのモチベーションが下がってしまうという方は、それほどアフィリエイトによる報酬を求めていないとも言えます。

正確には、作業量に対する報酬額に納得していないということです。もっと簡単に言うと「そこまでして稼がなくていいや」という状態です。

一方で「何が何でも100万円を稼がなければならない」という状況に追い込まれている人であれば、モチベーションなど下がる暇がありません。ずっと高いモチベーションのラインを保ち続けることができます。

だからといって「借金をして高いモチベーションのラインを設定しろ」と言いたいわけではありません。自分が本当に求めているラインを設定すればOKです。

アフィリエイトを初めた頃は「月に3万円」だったはずの目標が、あらゆる誘惑や広告や洗脳によって「毎月100万円」に書き換えられている可能性があります。

本当は求めていない目標の為にモチベーションなど湧き出るはずがありません。本心では嫌がっているので、脳が無意識に「やれない、やらない」理由を見つけてしまうものです。

モチベーションが下がってアフィリエイト作業がはかどらないという方は、しっかりと自分の意思で目標を再設定してください。

当初の目標をクリアしているのであれば、モチベーションが上がらないのは当然の結果です。それはそれで悪いことではありません。アフィリエイト以外のことを充実させてもいいですし、改めて目標を再設定(モチベーションのラインを上げる)しても構いません。

誰かの意見で決めるのではなく、あなたが求めている目標を改めて認識してほしいと思います。

「毎月あと3万円あれば生活が楽になる」と考えているのであれば、何もアフィリエイトだけが選択肢ではありません。固定費を節約する方法を探したり、アルバイトやパートに出ることだって立派な選択肢です。

何のために、どれぐらい稼ぐ必要があるのか、しっかりと認識することこそが、モチベーションのラインをしっかりと保つ秘訣です。

目標が曖昧なままだと、つい甘い誘惑(簡単に稼げる!)に誘われてしまい、モチベーションを持ち上げられてから、地面に叩き付けられることになりますよ。